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2019年06月09日 [FAQ]

不動産屋からみた新築マンション購入時の注意点とは?

結婚してから今までは、以前私が住んでいた1LDKのマンションで暮らしてきましたが、昨年待望の第一子が誕生して何かと手狭なってきたので、結婚当時から考えていたマンションの購入に向けて真剣に動こうと思っています。
妻は出産時には産休も取りましたが、結婚した時から仕事はずっと続けると宣言していたので、今後も辞めるつもりはなく、共働きということで住宅ローンの返済にはある程度の余裕はあります。
現在私が30歳で、妻が29歳なので、住宅ローンは私の定年に合わせて完済できればいいと考えていますが、新築マンション購入に当たって、不動産のプロからみた注意点を是非教えてください。


回答

災害リスクと資産価値を考えましょう。


マンションを賃貸する場合は、気に入らなければ他に移り住めばいいのでそれほど気にする必要はありませんが、マンションを購入する場合は災害リスクに気を付けなければいけません。
地震大国の日本では、常に地震や洪水などが発生することを頭に入れておく必要があるのですが、物件探しにおいて災害リスクをしっかり調査できている人はほぼいないという調査結果も出ています。
「災害リスクをどうやって調査すればいいか分からない?」という人が多いようですが、全国の災害リスクは、ハザードマップにより確認可能で、これは各自治体によって公開されていて、不動産会社との売買契約時の重要事項説明において渡される書類にも含まれているので、事前に不動産会社の担当者に尋ねて、物件探しをする時に相談に乗ってもらいましょう。
マンション購入時には、現在の収入はもちろんですが、住宅ローンを払い終えるまでのライププランをしっかりと立てて、万一の時のリスクに備えることもとても重要です。
現在は共働きで住宅ローンの支払に余裕があっても、今後子供がたくさんできると奥様が仕事を続けても教育費の負担などが予想以上に大きくなるケースもあります。
最悪のことも考えて未来のお金の予測を立てましょう。
分譲マンションを購入する場合は、物件の市場価値や資産価値をきちんと把握することが大切で、なるべく価値が下がりにくいマンションを選びましょう。
将来的な周辺の商業の盛り上がりや、人が多いエリアを選ぶことで、ある程度マンションの価値の変化については予測できますので、きちんとそれらの予測ができる不動産会社を選んで、物件探しを手伝ってもらうことをおすすめします。

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