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2020年07月15日 [FAQ]

賃貸併用物件のメリットとデメリットを教えてください

私はこれから新しい住まいを建てようと考えていて、その際には賃貸併用住宅にすることを検討しています。
賃貸併用住宅であれば、自宅として活用しながらも、賃貸としても利用できるのが大きなメリットだと思っているからです。
しかし、実は詳しいことについてあまり理解していないため、ひょっとしたら気がついていない問題があるかもしれないと悩んでいます。
そこで、賃貸併用住宅に関してどのようなメリットやデメリットがあるのか知っておきたいため教えてください。

回答

家賃収入が得られるメリットと入居者とのトラブルが発生するというリスクがあります


賃貸併用住宅とは、賃貸住宅の中に自宅を設けるというスタイルの物件のことです。
賃貸併用住宅は家賃収入を得られるという大きなメリットがあり、これを利用することでローンの返済をすることができます。
また、将来のライフスタイルの変化に柔軟に対応できるというのもメリットです。
投資用としても住宅用としてもローンを受けることができるため、あくまでも住宅ローンとして融資が受けられるのもメリットといえるでしょう。
このように賃貸併用住宅にはさまざまなメリットがあるのですが、当然ながらデメリットも存在するため注意するべきです。
デメリットの1つめは住宅ローンの借入額が大きくなる点であり、通常の住宅よりもお金がかかってしまいます。
そのため、ある程度世帯年収が高くて、貯金も多くある人でないと住宅ローンを組むのが難しくなるでしょう。
また、賃貸物件の経営を始める必要があり、その際には入居者とのトラブルが起きるというリスクがあります。
特に賃貸併用住宅の場合には自分もその物件に住むことになり、入居者と顔を合わせる機会が多いため、トラブルに巻き込まれるリスクが高いという点に注意しましょう。
大家として住むことになり、自分たちで入居者のトラブルを解決しなければいけない場面も出てくるのです。
また、賃貸併用住宅では自分たちがそこに住むことになり、そのスペースでは収益を得ることができないため、物件全体の収益性が低いという点もデメリットといえます。
自宅のスペースがある分だけ利回りが減ってしまうという点をよく考えておく必要があるのです。
このように賃貸併用住宅にはさまざまなメリットとデメリットがあるため、そのことをよく理解して購入を検討する必要があります。
きちんとデメリットへの対策をすることができるならば、大きなメリットを与えてくれるでしょう。

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